10月12日(日)のプログラム[2日目]

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9:15- 受付(場所:中央棟1Fロビー)
10:00-11:25 研究発表3

〈分科会1〉分析美学2ゲームの美学

司会:吉田寛(東京大学)会場:中央棟1階第1講義室

10:00-10:40 /倉根啓(京都大学)
代理話者——作者の声を代弁するキャラクター

発表要旨

10:45-11:25 / 上野悠(早稲田大学)
美的なゲーム行為について

発表要旨

〈分科会2〉現代美術

司会:林卓行(東京藝術大学)会場:中央棟2階第3講義室

10:00-10:40 / 藤本流位(立命館大学)
サンティアゴ・シエラの「つまらないお土産」——バレンシアガ2023 年夏コレクションショーの舞台とその観客に着目して

発表要旨

10:45-11:25 / 北桂樹(京都芸術大学)
ジェフ・ウォールの越境戦略再考——「絵画/写真」と「映画/写真」の非等価性をめぐって

発表要旨

〈分科会3〉地域と工芸

司会:高安啓介(大阪大学)会場:中央棟2階第6講義室

10:00-10:40 /遠藤太良(京都大学)
高度経済成長期のホテルと民藝運動——大阪ロイヤルホテルに着目して

発表要旨

10:45-11:25 / 琴浦香代子(無所属)
地域コレクティブの可能性——西陣をケーススタディとした「かざり」の文化からの考察

発表要旨

11:25-13:00 昼休憩
13:00-15:20 若手研究者フォーラム1
〈分科会1〉美術1

司会:富岡進一(郡山市立美術館)会場:中央棟1階第2講義室

13:00-13:30 /鳥山倫史(京都大学)
ピントリッキオ作《博士と議論するキリスト》に関する一考察——書物のモチーフに託された意味の諸相をめぐって

発表要旨

13:35-14:05 / 宮田暁乃(慶應義塾大学)
アンブロージョ・ロレンツェッティ作サン・ガルガーノ礼拝堂装飾壁画研究——図像プログラムに対する一考察

発表要旨

14:15-14:45 /泉茂美(無所属)
ダニール・セーヘルスの花綱装飾の着想源を探る——17世紀フランドル花卉画へのイタリアの影響

発表要旨

14:50-15:20 / 中山修平(慶應義塾大学)
J. M. W. ターナー《雨、蒸気、速度―グレート・ウェスタン鉄道》における曖昧性の演出と同時代批評への応答

発表要旨

〈分科会2〉美学1

司会:津上英輔(成城大学)会場:中央棟2階第3講義室

13:00-13:30 /島崎千枝(東京大学)
バウムガルテン学派における象徴的認識と吐き気

発表要旨

13:35-14:05 /久保志織(京都大学)
『判断力批判』における「演繹論」の意味——「認識一般」と「客観一般」との関係を手掛かりに

発表要旨

14:15-14:45 /橋本悠介(京都大学)
Fr. シュレーゲル「諸流派-論文」における「流派」概念の積極的解釈

発表要旨

14:50-15:20 / 野村東生(東京大学)
ノヴァーリスの術語「ロマン化」のメディア論的含意——諸学問思想の帰結としての「書物化」の要請

発表要旨

〈分科会3〉美術2

司会:天内大樹(青山学院大学)会場:中央棟2階第4講義室

13:00-13:30 /横山詢(東京大学)
盆栽の「芸術」化を導いた1920-30年代盆栽界の転回——小林憲雄の盆栽論を手がかりに

発表要旨

13:35-14:05 /武井一毅(明治大学)
盆栽のモダニティ——「絵画的趣味」の受容とピクチャレスク

発表要旨

14:15-14:45 /陳昱君(関西大学)
台湾人美術家による「日本」の戦争美術の再定位──陳清汾と陳敬輝の事例から

発表要旨

14:50-15:20 / 内村麻奈美(早稲田大学)
岡上淑子作品における〈層〉──「着せ替え人形」の観点から

発表要旨

〈分科会4〉現代芸術

司会:加治屋健司(東京大学)会場:中央棟2階第6講義室

13:00-13:30 /柴山陽生(横浜国立大学)
ロバート・ラウシェンバーグ《ホワイト・ペインティング》における「芸術と生のあいだのギャップ」の問題——ジョン・ケージ《4分33秒》との比較を中心に

発表要旨

13:35-14:05 /荒木大(早稲田大学)
鎮魂としての芸術——草間彌生の1970-1980年代コラージュ作品をめぐって

発表要旨

14:15-14:45 /富田葉(京都大学)
ソーシャリー・エンゲイジド・アートの理想と限界——Suzanne Lacyによる《The Oakland Projects》の再検討

発表要旨

14:50-15:20 / 笠間亜理沙(金沢美術工芸大学)
⽇本海造型会議の活動に関する考察——戦後⾦沢の前衛芸術運動をふまえて

発表要旨

15:35-17:35 シンポジウム〈自然〉の美学

概要

 近年、芸術の領域で、〈ピュシス(自然)〉の概念を眼にすることが増えている。そこでは、ヘラクレイトスやハイデガーの思想が参照され、芸術作品は人間の技術を用いて、偶然性の要素も取り入れつつ、万物の流動や生成を可視化するものとされる。
 他方で現代では、哲学の領域において、スピノザやシェリングの思想が注目され、新たな〈自然〉哲学が構想されている。
 本シンポジウムでは、現代の芸術や哲学において顕著にみられるこれらの動きを〈自然〉という概念でまとめ、美学の観点から、歴史的な展開を軸として諸思想間の交差を描き出すことを目的とする。

会場:音楽学部5号館1階 5-109

15:35-15:40 / 川瀬智之(司会、東京藝術大学)
趣旨説明

15:40-16:05 / 樋笠勝士(岡山県立大学)
「自然(φύσις)」の両義性について

発表要旨

16:05-16:30 / 八幡さくら(一橋大学)
芸術創作の源泉としての自然——シェリング芸術哲学を手掛かりに

発表要旨

16:30-16:55 / 小林信之(早稲田大学)
ハイデガーによる自然の概念

発表要旨

16:55-17:05 / 休憩

17:05-17:35 / ディスカッション  

18:00-20:00 懇親会

会場:音楽学部 国際交流棟内 GEIDAI LIVING