9:00- 受付(場所:中央棟1Fロビー)
9:30-11:50 若手研究者フォーラム
〈分科会1〉美術3
司会:長尾天(早稲田大学)会場:中央棟1階第2講義室
9:30-10:00 / 居椿尚(慶應義塾大学)
エミール・ガレの1889年パリ万国博覧会における不透明ガラス——鉱物の色調を模倣する関心の現れについて
10:05-10:35 / 山田耀(京都大学)
グスタフ・クリムト《水蛇II》——動植物モチーフから読み解く制作背景
10:45-11:15 / 五十嵐実果子(無所属)
ピエール・ボナールのアルカディアをめぐるまなざしと植物——1910年代の二つの「夏」作品に着目して
11:20-11:50 / 大西夏鈴(東北大学)
ニーチェ解釈としての「記号の孤独」——ジョルジョ・デ・キリコと孤独の肯定
〈分科会2〉美学2
司会:舩木理悠(同志社大学)会場:中央棟2階第3講義室
9:30-10:00 /青松茉矢(東京大学)
ハイデガーの「陶酔」と「作品」としての有限な現存在
10:05-10:35 / 今橋勇介(東京大学)
感性空間とリズム—— クラーゲス哲学における現象の構造
10:45-11:15 / 阿式祐⽃(京都大学)
レヴィナスにおける呼吸について——詩と⾳
11:20-11:50 / 加来裕香(明治大学)
岡本太郎の御嶽への言及における『何もないこと』について——ハイデガー『形而上学とは何か』を手がかりに
〈分科会3〉美学3
司会:岩﨑陽子(嵯峨美術短期大学)会場:中央棟2階第4講義室
9:30-10:00 / 大石駿(京都大学)
美的準実在論を擁護する
10:05-10:35 / 宮﨑悠暢(早稲田大学)
言語は身体に何をなしうるか——初期アントナン・アルトー作品の身体表象における« terme »に着目して
10:45-11:15 / 宮内沙也佳(立命館大学)
ASMRによる肥満表象——おぞましさと快楽の交錯をめぐって
11:20-11:50 / 鈴木和馬(東京大学)
開かれた調和としての美的性質
〈分科会4〉演劇・映像・写真・ゲーム
司会:唄邦弘(京都精華大学)会場:中央棟2階第6講義室
9:30-10:00 / 渡邉千華(京都大学)
ローレンス・アルマ=タデマによる後期ヴィクトリア朝演劇の舞台美術
10:05-10:35 / 岡本眞那(青山学院大学)
トム・ウェッセルマンのアッサンブラージュにおけるメディア機器とその効果——1960年代ニューヨークのメディア・アートとの比較から
10:45-11:15 / 宋釗(同志社大学)
「報道写真」という概念の受容と変化——名取洋之助の理念と実践を通して
11:20-11:50 / 路潔(東京大学)
「開かれた作品」としてのビデオゲーム——相対的自由、管理社会、そして創造的越境
11:50-13:20 昼休憩
13:20-14:45 研究発表4
〈分科会1〉現代美術の思想
司会:星野太(東京大学)会場:中央棟1階第1講義室
13:20-14:00 /折居耕拓(金沢美術工芸大学)
芸術とリテラルなもの——グレアム・ハーマンと演劇性の美学
14:05-14:45 / 大岩雄典(多摩美術大学)
インスタレーション・アートの空間性を再構成する——4 つのトポス
〈分科会2〉美術史
司会:後藤文子(慶應義塾大学)会場:中央棟2階第3講義室
13:20-14:00 /村山雄紀(日本学術振興会)
曖昧な輪郭線の中で──アンシャン・レジーム期における雲の変容
14:05-14:45 / 江藤匠(東洋大学)
パノフスキーの《視覚芸術の意味(Sinn und Deutung in der bildenden Kunst)》の本質意味——そのドイツ語版と英語版における解釈上の問題
〈分科会3〉古典派音楽
司会:瀬尾文子(国立音楽大学)会場:中央棟2階第6講義室
13:20-14:00 /柴田蒼良(東京大学)
音画の肯定的解釈の試み——ベートーヴェン《田園的》の批評における基本戦略
14:05-14:45 / 小川将也(九州大学)
「ヴィーン古典派」像の再構成——G. アドラーの音楽史叙述における歴史的想像力の分析
14:55-17:05 研究発表5
〈分科会1〉分析美学3 フィクションの美学
司会:森功次(大妻女子大学)会場:中央棟1階第1講義室
14:55-15:35 / 徐逸傑(東京大学)
フィクション作品はいかに現実について主張するのか
15:40-16:20 / 松本大輝(東京大学)
フィクションは嘘をつけるか——誤報免疫と芸術的達成
〈分科会2〉現代イタリア美学
司会:岡本源太(國學院大学)会場:中央棟2階第3講義室
14:55-15:35 / 竹下涼(京都大学)
〈超〉感性的なもののイデア——ジョルジョ・アガンベンのイメージ論
15:40-16:20 / 江川空(京都大学)
イタリア現代思想における「声」の問題系——アガンベン、カヴァレーロ、カッチャーリ
〈分科会3〉音響論
司会:中川克志(横浜国立大学)会場:中央棟2階第6講義室
14:55-15:35 / 小島広之(東京大学)
〈純粋音楽〉の作曲論としてのパウル・ベッカーの音楽現象学
15:40-16:20 / 田中裕子(日本郵船歴史博物館)
ヴォーカンソン《フルート奏者》再考——音響理論と機械的身体モデルの交差
16:25-17:05 / 金子智太郎(愛知県立芸術大学)
高野昌昭の「自然音演奏」と日本の音響効果技術史